福島発・東日本大震災・原発事故についての投稿ばかりになっちゃいました

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■2011年06月

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イチという犬とその家族の今 ~(南相馬市小高区の一家の聞き取り1)

この子の名前はイチ。

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南相馬市小高区の一家の飼い犬。

震災以来、福島の被災犬猫の保護・治療に尽力し続けておられる伊達市の獣医さん、
愛知県から数回に渡り、福島へ足を運んでもくもくと保護活動をするボランティアのTさん、
そして、飼い主さんご本人たちの連携により、無事保護された犬である。

愛知のTさんは、日が落ちる寸前までイチを探し、この写真を撮影してくれた。
結局その日は保護できなかったが、
そうしたボランティアの熱意に、
それまで、あきらめるしかないと思っていた飼い主さん一家が自ら動き、イチは助かった。

「イチを助けてくれてありがとう。皆さんは私たちの希望を見つけてくれました。」
と丁寧なメールを頂戴した。

その後ご家族がどうしておられるか、気がかりでもあったので、
福島市内のホテルに避難生活を送られている飼い主さんに会いに行った。

飼い主さん一家は、おばあちゃんとその息子さん夫婦、その長女の4人。

海に近いお宅は、6年前に新築したばかりだが、イチもまた、そのときにこの家族の一員となった。

ホテルの部屋に通してもらい、顔を合わせると、お婆ちゃんは繰り返しお礼の言葉を口にしてくださったのち、
堰を切ったように、あの日の出来事を話してくれた。


畑仕事をしていた彼女に襲い掛かった津波
高台に逃げるも、波に飲み込まれ、背中を怪我したこと、
幸い近くの人に助けてもらい命が助かったが、周囲にいた人は何人も亡くなったこと、
その後、避難先を転々としたこと、
4人の家族が連絡を取り合い、合流できたのは4月になってからだったこと・・・。


「家に帰りたいです。もし家が30Km圏内なら、すぐに帰ります。
あのあたりはね、夕方になると海風がすうっと吹くんですよ。」

お婆ちゃんは、南相馬市小高で生まれ育った女性だ。
戦争も、結婚も、子育ても、全ての思い出はそこにある。

お婆ちゃんの最近の楽しみは、近所の仲良しグループで、畑仕事をして、おしゃべりをして、
たまに皆でお風呂に入りに行くことだったという。

仲良しの3人は、未だどこにいるのかわからない。
2人は、亡くなった。

(続きは次回)


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大阪の方のご好意。避難所の子どもにおもちゃのプレゼント

すっかり報告が遅くなってしまった。
震災後、私のブログを読んでくださる方より、温かいお申し出をいただく機会が多くあったが、
今頃ご報告しようと思います。


避難所にいる子どもたちに、宝探し感覚の、おもちゃのプレゼントをすることができた。


IMG_3650.jpg

▲おーい!キティちゃんあるよー。と声をかけたときの、子どもたちの表情といったら・・・。

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▲避難所前の広場でキャッチボールをしていた男の子たち。
ボールやグローブを放り投げて、全力疾走で集まってきた。
「大阪からだって!!」という声も。

IMG_3661.jpg

▲おじいさんも、ニコニコと笑顔でクッションを選んでくれた。→子どもと取り合いになってた(笑)


こんなことを提案してくださったのは、大阪の方。

女の子向けには、キティちゃんグッズ。男の子には「ワンピース」グッズ。
そのほか、たくさんのぬいぐるみや、クッション(ご高齢の方にと)を、どっさりと送ってくださった。


ご自身も阪神の震災体験者であり、今回の震災で「何かできることはないか。」と心を砕いてくださっていたのだという。シングルマザーで二人のお子さんを育てた女性。
年季の入ったキティラーとのことで、大切なコレクションの一部を、寄付してくれた。


彼女は、ご自身のお子さんにも、”サプライズ・プレゼント”を大切にしていたのだと話してくれた。
どんなにちいさなおもちゃでも、
「目をつぶって手を出して!」と言って、プレゼントするのだそうだ。

こんなお母さんに育てられた子どもは、きっと、粋なオトナになるだろうな。

彼女は、私を通して、被災者の子どもたちにメッセージを送れることを、
「クネさんは、私の救世主なんよ。」
という言葉で温かく和ませてくれた。
恐縮する私を、悩ませないための思いやりの言葉だったろうと思う。
関西弁ってこんなとき、とりわけ心に染みる。


そのほかにも、私へのプレゼントが同封されていたが、
母として女性としての気配りを感じるものだった。


彼女のような人が、日本にはいる。

そんなことを知ることができたのも、皮肉なことであるが震災を体験したためだ。


あらためて大阪のSさん。ありがとうございました。
避難所から学校に通う子どもたち、そして、彼らをとりまく大人たち、
皆、笑顔になってくれましたよ。






ご当地目玉おやじの収集ブログです。

クネ

神奈川県鎌倉市で全国のご当地に思いを馳せていた私ですが、夫の転勤で福島県福島市に暮らすことになりました。
通常は地域限定目玉おやじのストラップのコレクションと旅ブログですが、3.11以降、すっかり原発事故・震災関連記事ばかりになってしまいました。

いつか、またご当地に思いを馳せる日がくるでしょう。

当ブログは・・

伊達市の獣医さんのブログ

おいでくださって、ありがとうございます。

 

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