そのひとは、
「これは多分
八戸じゃないかと思う・・・。」
と言って、この
イカおやじを渡してくれた。

▲新鮮そうな
イカの透明感と質感がよく表現されている。
青森県内全域で獲れる
イカだが、
八戸港は
イカの水揚げ日本一である。
ところで、
青森・
岩手の旧南部藩エリアに存在する
九戸・
八戸・七戸・六戸・五戸・四戸・三戸・二戸・一戸 という地名。
現在、存在しないものがある。それはどれでしょう?

▲鬼太郎も、鼻息荒く
イカ釣り中だ。
こたえ:「四戸」「戸」がつく地名について、そのひとは、にっこりと笑って教えてくれた。
「馬に関係があるみたい・・・。」
そう、そのひとは、優しく美しい南部ことばを話すひとである。
馬の名産地で知られる南部地方だが、一つの戸ごとに、一つの牧場があって、
昔は、「四戸」 という地名もあったようだ。
「四戸さん」 という苗字の方は、今もおられる。
そうそう、苗字の事典の著者が言っていたな。
・・・地名というのは、時代とともに変わったり、なくなっちゃったりする。
でも、苗字には残るから、苗字というのは、かつての日本の文化を知るうえで、
とーっても大事なんです。・・・嫌われたくない一心で、ちょっと文化的な話を盛り込んでみた。

▲でも、またこんな構図だ。
獲物をまさにつかんだその時の、猫娘の恍惚ともいえる表情のすばらしさ・・・。
実にいい!さすが藤二誠。いい仕事すんなぁ。

目玉おやじさんの世話を甲斐甲斐しくしたりして、よく気のつく女の子という一面もあるように思うが、
それが、豹変したときの感じがとてもスキだ。
女は、全く違う顔を持つものです。

▲後姿は、キュート。
メヒカリは、
福島いわき市の魚といわれ、深海魚らしい。
目が大きくて、光を反射して黄緑に光るから「メヒカリ(目光)」。
写真を見たら結構ブサイクだ。実物はこんなカワイくない。

▲台紙は一反木綿。かなりお気に入り。
ちなみに、メヒカリを知らなかった私は、
無知にも 「
マヒカリを入手したよ 」と
中学生Hちゃんに報告したところ、
彼女の母親から、
「とうとう宗教団体で、目玉おやじを発売することになったのか。」と尋ねられてしまった。
お後がよろしいようで・・・。
※夫出張シリーズ。福島駅Newdays

コンコンコン・・・。

テケテケテケ・・・。

クルリンリン。白神山地のクマゲラだよ♪えへ。かわいいでしょ。

ドロロ〜。デヘヘー

かわいいとか言ってんじゃねえぞー。うちら妖怪だぞー。忘れんなよ。おやじ。
国指定天然記念物 のクマゲラはいわゆるキツツキで、
世界自然遺産・白神山地にわずかに生息するというが、絶滅の危機に瀕しているそうです。
観光客の増加が原因だとされるようですが、
こういったエリアに、知識なくガシガシと足を踏み込んではいけないのだ。
頭の中だけの旅もまたよいものなのだからね。
ね、そうですよね。青森のひと・・・。(無理やりこじつけんな。)
※もちろんこちらも、かの女(ひと)からいただいたものであります。
その女(ひと)との出会いは数ヶ月前の寒い冬の朝だった。
黒々とした瞳の印象的な美しいそのひとに、
なにやら運命的なものを感じた私は、
その瞳に吸い寄せられるように尋ねたのだった。
「ご出身は?」

その答えは、私を喜ばせるものだった。

失敬。こんなヘンタイなショットは、まっすぐで、心のキレイなそのひとを傷つけるかもしれない。
でも、どうしてもこの構図から目が離せなくなってしまった。こんな私を許して。

魚の顔って、正面から見るとカワイイんだよな。
そのひとが、GWに故郷青森に帰省した折、わたしの為に探してくれた目玉は全部で4つ。
青森の女(ひと)シリーズとして、4回の連載としようと思う。
※ちなみに、大間マグロは、マグロの一本釣り漁師の映画 「魚影の群れ」 で知名度をあげた下北半島に位置する大間町の高級マグロである。